ケガ
先日、指をすこし切った。幸い、絆創膏を貼る程度ですんだ。
その時、修行時代のことを思い出した。
当時、よく手を切った。
切るよりも軽く、包丁の刃先が軽く触れる、
さっと指先をなでるように切れた傷が多かった。
絆創膏を貼っておけば数日で治るような程度。
オーストを日に十数枚ばらしていく仕事はスピードが大事。
左手で型紙を押さえ、右手で持つ包丁を型紙の右、左、上、下と
左手をそのままにして裁断していく。右から左に移る時
左手中指の背側を切ってしまうんだな。
痛くはないが、革を汚さないために絆創膏を貼っていました。
そう、そう、
初めて手を切った時、年配の職人が「ここに絆創膏なんてあったかな?」
とからかわれたのも思い出した。
そこには二つの意味があって「手を切るほど未熟な人はいない」
「手を切ったなんて恥ずかしくて人に言わない」と
時間が経ってから気づきました。
と言いながら手を切ったことがめずらしく、書いてしまいました。

エレファントのコインケース。
- 2012.01.16 Monday
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